個人では武道芙紀9位、泉和華子が12位に入賞
第72回全日本学生賞典障害馬術競技大会
開催:令和4年11月2~3日
会場:三木ホースランドパーク(兵庫県三木市)
3年ぶりの地元 三木での開催は有観客で行われ、
観客席からは応援の掛け声や拍手が飛び交い久し振りに賑やかな大会となり、秋晴れにも恵まれた。
チーム同志社は、
- 昨年2位の武道芙紀(スポ健4回)シロッコプラダ、
- 大学から始めたダークホースの中村花梨(経4)BIZザミーラ、
- 安定感増す奥野景虎(商2)アスランZ、
- 夏学優勝で勢いのある泉和華子(社会1)クアドリフォリオ
の4人馬でエントリーした。
初日の第1回走行では、
7番目に登場の<奥野・アスランZ>が緊張の中 2落下で抑えゴール(-8)した。
2走目の大学から乗馬を始めた<中村・BIZザミーラ>は、
馬の動きも良く第8障害までは完ぺきな走行を見せたが、
満点走行を目前にした第9障害で踏切が合わずに飛越し落馬・失権となった。
第3走の<泉・クアドリフォリオ>は夏学で個人優勝した期待の1回生、
大きな飛越で各障害をクリアしていったが第8障害で落下し減点4でゴール。
第4走の<武道・シロッコプラダ>は昨年の本大会で個人2位の実績以降も好調を続け、
減点0を期待していたがプレッシャーがあったのか惜しくも最終障害で1落下を喫した。
同志社大学の初日団体成績は減点16と出遅れ、個人優勝の望みも絶たれてしまった。
■第1回走行の団体成績
1位 日本大学 減点4、2位 明治大学 減点6、3位 東京農大 減点8
3位 関西大学 減点8、5位 早稲田大学減点9、6位 同志社大学減点16
6位 立命館大学減点16
2日目の第2回走行は、
第1走目の<中村・BIZザミーラ>は前日の落馬が尾を引いたのか、
第8障害で飛越後 またもや落馬し残念ながら有終の美を飾る事が出来なかった。
第2走目の<奥野・アスランZ>には、
上位校との差を縮める為にも最小減点での走行を期待したが3落下でゴール。
この時点で 第2走迄での減点数で同志社の団体上位入賞は厳しくなった。
しかし、第3走の<泉・クアドリフォリオ>が完璧な走行で減点0でゴール、
キャプテン<武道・シロッコプラダ>は最終走者としてプレッシャーに押されながらも
完ぺきな走行をみせ減点0でゴールし 両人馬とも関西学生チャンピオンの意地を見せた。
これで第2回走行の団体成績は減点12、2日間合計で<減点28>に踏みとどまり、
この追い上げの結果 同志社大学は早稲田大学を1点差で抑え4位に入賞した。
■団体最終成績
優勝 日本大学 減点5、2位 明治大学 減点14、3位 関西大学 減点20
4位 同志社大学 減点28、5位 早稲田大学 減点29、6位 中央大学 減点56
■個人成績
9位 武道・シロッコプラダ 減点4 …4年連続で全日本学生個人上位入賞果たす。
12位 泉・クアドリフォリオ 減点4 …関西学生チャンピオンの力を見せた。
28位 奥野・アスランZ 減点20 …来年はさらに力をつけての登場を期待。
今大会には、日本馬術連盟会長の千玄室様はじめ、前健蹄会会長石井利明氏、藤岡会長、福井副会長、山崎理事長、水谷和男氏、中尾(旧姓高橋)薫さんご一家、大熊茂樹氏ご一家、柳井万由子さん、中村優太氏、幣内結衣さん と多くのOG・OBの皆さんが応援に駆け付けて頂きありがとうございました。
又、本田監督はじめコーチの吉川京太、田中一希、縄田雄飛、長野天祐、甲良みるき の皆様には
2日間にわたりご苦労様でした。
総監督:市村元一(文・写真)
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